宝石サンゴの色や産地や採取方法は?乱獲や密漁は規制しないの?
今日、「中国船が宝石サンゴの密漁をしてた疑惑」ってニュースを見ました。
「宝石サンゴ・・・宝石とサンゴ、どっちなの?」って感じがする名前に見えましたが
初めて聞く名前なので「へぇ、そんなものがあるんだぁ」って思いました。
個人的なイメージですが
中国と日本の仲って、まだそれほど悪くもないのかなって思ってます。
中国と韓国、韓国と日本の仲は、正直あんまり良くないよなぁって思ってますが
こういう些細な出来事がきっかけで、日中間の関係が悪化したら嫌だなって思いました。
今後同じことでもめるってのも、なくしてほしいですね。
まぁでも今回の場合は、完全に中国に非があるってことなんでしょうね。
別に自分が日本人だから言ってるわけじゃなくて
「中国人が密漁してた」ってニュースが報道されるって事は
日本の海域か、その周辺でとれるものだと思うので。
宝石サンゴ・・・、いかにも綺麗で高級そうな名前に思えますが
中国人がそこまでして手に入れようとするってことは
さぞかし綺麗なものである予感もするし
見た目や値段的には、どんな感じなのか見たいって思いました。
宝石サンゴの色や形を写真で見てみた
「宝石サンゴ」で画像検索してみました。
出典:http://oki-churaumi.jp/さん
- おぉ、めっちゃ綺麗!
- 色は赤なんだぁ
- 流石は「サンゴ」って名前だけあって、サンゴっぽい
- 特殊なサンゴってよりは、サンゴの一種っていう印象
こんな感想を抱きました。
実際Wikipediaにも
宝石として使われるサンゴ
出典:Wikipedia
っていう記述があるので
宝石サンゴは、宝石の一種ではなく、サンゴの一種であるって言う解釈が正解でしょう。
海の中で「赤」って特に目立つと思うし、この美しさは
ぜひ一度、生で拝見してみたいほどのものだなって思いました。
もちろん、密漁はダメな行為だとは思いますが
今回中国人が、宝石サンゴを欲しくなった気持ちもわかるって思いました。
これ、値段っていくらくらいなんでしょう?
買うつもりはあんまりありませんが
こんなに綺麗なものを見てしまうと、ついつい値段が気になります。
「高知サンゴ工房」っていう
宝石サンゴのアクセサリー類を販売してるネットショップを見つけたので
そこの商品を眺めてみました。
ブローチ、ブレスレット、イヤリング、ペンダント、ネクタイピンなど
いろんな商品があるなって思いましたが
宝玉サンゴにも種類があるようで、値段はピンキリって感じがしなくもないです。
ただ、決して安くはないなって思いました。
桃色サンゴのペンダント
価格 ¥115000
重さ 6.3g
出典:http://www.kochi-sango.com/さん
このペンダントなんかは、「桃色サンゴ」っていうサンゴを使ってるって書いてありますが
この大きさで115000円ってことは、結構な値段だと思います。
まぁ、実際に見てはないんで、その美しさについては
写真だけだと伝わってきづらい部分もあると思いますが
どう考えても、「価値のある素材」ってことはわかりました。
こんなアクセサリーを手にする機会は、私には無さそうです・・・。
宝石サンゴの産地や採取方法は?
今回は、中国人が槍玉に挙げられる形となりましたが
具体的な産地が気になるなって思いました。
多分世界に何ヵ所かあって、日本国内か、その近郊でもとれるものだとは思うんですが
具体的にどの辺なんだろう?って思いました。
産地 高知県近海が主(世界でも有数)
出典:http://www.nhk.or.jp/さん
なるほど。
高知とは少し意外ですが、そう言えばさっき調べたネットショップにも
「高知サンゴ工房」って、思いっきり「高知」って地名が入ってたのを思い出しました。
今回、中国船が捕まったのは宮古島沖って言ってたから、「高知県近海」ではないけど
高地より南側でも採取可能ってことなんですね。
まぁ南の海は、綺麗そうだし、こういうサンゴとかもあっていいなって思うんですが
最近、キロネックスやハブクラゲの存在を知ってから
旅行で泳ぎに行きたいって気も失せてしまいました。
海とかサンゴを鑑賞するにしても、自分で潜ってってのが、一番感動するでしょうが
近頃は、潜水艇とかに乗ってっていうのでいいかなって思い始めてます。
ま、高知県の気候とか暖かさとかが、宝石サンゴが生息するための条件を満たしてる
ってことなんでしょうきっと。
世界でも有数とは意外だったし、日本ってこういう高価な宝石の類が出てこない国
ってイメージだったんですが、少し覆されました。
あと、気になったのが採取方法です。
けっこう値の張るものだから、直接手で取ったりとかは危ないと思うし
かと言って、専用器具のようなものを使い
ちまちまやってても効率悪いよなって思いました。
採取方法(2種類)
「潜水艇」による採取→目視して手で取る方法
「珊瑚網」による採取→網に引っ掛け、船へ引き上げる
出典:http://crd.ndl.go.jp/さん
あ、普通に手で取るんだ・・・。
それに網って・・・。
思ってたより全然乱暴な採り方でした。
「数gのペンダントでウン十万になる素材なんだから、もっと大事に扱った方が・・・」
って気がしたけど、こういうワイルドな感じの採り方をするのがスタンダードってことなんですね。
潜水艇から目視ってことは、ダイバーというか、「宝石サンゴを手で採取する係」の人が
潜水艇から飛び出すと思うんですが、水深とか大丈夫なんでしょうか?
なんとなく、深いところに生息してそうなイメージがあるので。
で、宝石サンゴの生息する水深を見てみたところ
主に深海(水深100m~)に生息
出典:http://www.rakuten.ne.jp/さん
だそうなので、予想通り、かなり深いところに生息してるサンゴなんだなって思いました。
水深100mって言ったら、自力で這い上がれないだろうし
水圧とかもすごいだろうし、宝石サンゴを採取するダイバーの人も大変そうだなって思いました(小並感)
まぁでも、たまにテレビ番組とかで、「海の底の神秘的な世界」みたい感じで
「深海には珍生物で、見た目がすごい美しい生物もいますよ」って内容を放送してるのを見ると
私はよく感激するものです。
実際人が行くのはすごい大変でしょうが、海の深いところってなんか魅力を感じます。
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密漁や乱獲を規制する国際法のようなものはないの?
この「宝石サンゴ」に限った話ではなく、よく密漁とか乱獲って言葉は耳にするけど
世界的にはどういう感じで定められてるのかなって思いました。
まぁ、個人で好き放題勝手に採ってもいいって気は全然しないですが
「〇〇法」的な記述はないのか探してみました。
水産資源は人類共有の財産(国連海洋法条約)
とくに、東シナ海での採取は禁止(日中間の取り決め)
出典:http://www.nhk.or.jp/さん、http://blog.livedoor.jp/さん
人類共有ってなるんですね。
私はてっきり、自分の国の領海であれば、採取はある程度自由なのかなって思ってましたが
宮古島付近の東シナ海での宝石サンゴは、「日本も採取禁止」だったってことですか。
そっかぁ。
あの辺って、日本の端だから、確かに外国の領土とぶつかるところではあるし
そんな場所で、「宝石サンゴ」のような貴重な素材が採取可能ってなれば
そりゃ取り決めも必要だよなって思いました。
そういうのが無ければ、まず間違いなく「早い者勝ち」みたいな感じになるでしょう。
まぁ、宝石サンゴで作ったアクセサリー類の値段からして見ても
かなり効果で希少なものであることはわかるけど
国際的な約束は、きちんと守るべきだし
仲良くやって欲しいなって思います。
今回は、中国側に非があると思うので、こんなことされないように
しっかり見張ってほしいって思いました。
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べ・・・べつに、これも読んで欲しいだなんて思ってないんだからね!
最近頂いた有難いコメント&たそによる返信